文化・もの yume / mu
初夢の富士・鷹・茄子。予言としてでなく、絵の手がかりとして
山と鳥と野菜という意外な組み合わせ。博物館の版画紹介から、新年の夢の図像へ入ってみます。
この一文字をまとうある日の、小さな場面から
新年の絵に、山と鳥と野菜が描かれているとします。題名を見なければ、風景や買い物の場面として読むかもしれません。意外な組み合わせに出会ったときこそ、自分で筋書きを付ける前に、所蔵館の説明を読むよい機会になります。
もう少し、深く
三つのものが、同じ画面にある理由
大英博物館は、初夢で見ると縁起がよいものとして、富士・鷹・茄子を紹介しています。[2] ここでは、記録された信仰や美術上の手がかりとして扱います。夢を見れば、その後に何が起こるか予測できると主張するものではありません。
版画を見た後は、自分が過ごしたい一年を三つの絵にしてみます。食卓なら誰かとの食事、ノートなら制作、道なら外を歩く時間。それぞれに自分の説明を添えてください。これは個人的な発想の練習で、初夢の古い習慣に新しい決まりを加えるものではありません。
言葉で見比べる
- 夢
- yume眠りの中の夢や、将来への願い
- 夢を見る
- yume o miru眠って夢を見る。文脈で意味は変わる
- 夢を持つ
- yume o motsu目指したい未来を思い描く
自分の意味を重ねる
贈るなら、こんな一言
「今年、楽しみにしていることへ」。相手の願いを決めてしまわず、本人ならどんな三つの絵を選ぶか聞いてみる贈り方です。
一言カードを作るもう一つの疑問
初夢が普通の内容だったら、気にするべき?
この記事は図像と文化的な信仰を扱うもので、運勢を判断する方法ではありません。普通の夢でも、描いてみたい場面や話の種にはなります。
この気持ちを、一文字で持つなら 夢
「夢」は夢を表します。[1] 一文字なら、眠りの中の場面にも、これからの願いにも意味を重ねられます。商品には三つの伝統的な図像は印刷されていません。
この一文字をまとう






