日常の話 yume / mu
まだ完成していないアイデアに、意見をもらうには
「どう思う?」を一つの具体的な問いに変える。未完成のものを見せるときの、小さな準備の話です。
この一文字をまとうある日の、小さな場面から
作りかけのものを友人に送り、「どう思う?」と聞いたら、「いいと思う」と返ってきた。励ましはうれしいけれど、翌日どこを直すかはまだ決まらない。そんなときは、送る前に一つだけ、判断したいことを言葉にします。「最初に読むところがわかる?」と「これを買いたい?」では、同じ画像を見ても返ってくる話が変わります。
もう少し、深く
見てもらうのは、今迷っているところ
その問いに答えられる分だけを見せます。ポスターなら見出しと配置、物語なら冒頭、催しなら誰のためのもので最初に何が起こるか。仮の色や文章は仮だと伝えると、本題から外れにくくなります。「この一点だけ、五分くらい見てもらえる?」と、お願いする時間も具体的にすると、相手も引き受けられるか判断できます。
返事をもらったら、気づきと解決案を分けて受け取ります。「日付が見つからなかった」は困った点。「全部赤くしたら」は解決案の一つです。困った点を残し、自分なりの直し方を試してよい。最後は、何に気づいてもらえて助かったのかを具体的に伝えます。意見を頼むことと、すべての提案を採用することは同じではありません。
言葉で見比べる
- 夢
- yume眠りの中の夢や、将来への願い
- 夢を見る
- yume o miru眠って夢を見る。文脈で意味は変わる
- 夢を持つ
- yume o motsu目指したい未来を思い描く
自分の意味を重ねる
贈るなら、こんな一言
何かを作っている人には、「まだできていない版も、見てみたい」と。進捗を急がせるのではなく、必要なときに目を貸せる気持ちを贈ります。
一言カードを作るもう一つの疑問
二人から正反対の意見をもらったら、どうすればよいですか。
それぞれが何に困ったのかを聞き、実際に使う人の立場と照らします。好みが違うことと、観察した事実が矛盾することは別です。まず一つだけ変えた版を元の版と並べ、どんな違いが生まれたか確かめるところから始められます。
この気持ちを、一文字で持つなら 夢
夢は、自分の中にある願いや可能性にも使う言葉です。未完成の一部を見せるのは、その可能性を誰かと眺められる形にすること。ほかの人に意見をもらっても、自分の夢でなくなるわけではありません。
この一文字をまとう







