装い・制作 nin / shinobu
乾くのを待つ時間も、制作の一部にする
早く触りたい一枚を置いておく。素材に必要な時間と、その間にできる準備を分けます。
この一文字をまとうある日の、小さな場面から
塗ったばかりの面が気になって、何度も触りたくなる。けれど次の工程へ進める状態かは、焦る気持ちだけでは決まりません。使っている材料の説明を読み、置き場所や乾燥の条件を確かめます。待ち時間も工程として予定に入れられます。
もう少し、深く
次の手を、急がない
机には、今触ってよいものと、置いておくものの場所を分けます。誰かと作業するなら、何を待っているか短い札で伝えます。単に「触らないで」より、作業がどの段階かがわかると、相手も手伝える範囲を選びやすくなります。
待つ間は、次に使う道具を用意したり、同じ材料の試作を記録したりできます。何かをし続けるために、まだ触れない作品を動かす必要はありません。製品ごとの条件を無視して、必ず何分で乾くという一律の目安を作らないようにします。
言葉で見比べる
- 忍
- nin / shinobu言葉のもとになる一文字
- 忍耐
- nintaiこらえること、たえること
- 忍者
- ninja忍者
自分の意味を重ねる
贈るなら、こんな一言
手仕事が好きな人へ。「待つところまで含めて、大切に作っているね」。完成の速さだけでは見えない工夫を言葉にできます。
一言カードを作るもう一つの疑問
待っている間にも、作業を増やした方がいい?
休む時間にしても構いません。次の準備をするなら、乾燥中の作品を妨げない範囲で選びます。素材の案内や換気など、必要な作業条件を優先してください。
この気持ちを、一文字で持つなら 忍
「忍」には耐える意味があります。[1] 無理を我慢することより、素材が必要とする工程を尊重し、今できることを選ぶ場面につなげられます。
この一文字をまとう






